包茎は、必ずしも悪い状態というわけではありません。
中には、そのまま放置しておいたとしても全く問題がないものも存在します。
では、こういった状態はどうやって見極めをすれば良いのでしょうか。
これに関しては、包茎の基本的情報を知っておくことで解決できます。
包茎のポイントは、病状と本人のコンプレックスに問題がないかどうかです。
病状が深刻だと治療をした方が良いと判断できますし、コンプレックスが問題になる場合もクリニックに相談をした方が良いです。
まずは、基本的情報を理解して最善の選択ができるように準備をしておくことが大切です。
深刻な包茎でないかどうかが重要
包茎の基本的情報で最も重要なのが、その症状の中身です。
まず、治療の必要性がないと判断されているのが仮性包茎と呼ばれるものです。
男性の陰茎は、勃起をすると自然と亀頭が表に出るような仕組みになっています。
勃起をしたときに亀頭が露出をすれば、性行為を行ったときに十分に射精をすることができますので問題にならないケースが多いです。
一方で、真性包茎についてはその限りではありません。
真性包茎は、勃起をしても十分な露出が存在しないので性行為を行ったときにもトラブルになることが多いです。
相手に対しても迷惑をかけてしまう上に、衛生関係上でも健康被害が生じるリスクも高くなります。
この場合は、クリニックに依頼をして真性包茎の治療をしていくことも選択肢に入れなくてはいけません。
そして、カントン包茎という種類の状態も深刻化しやすいものです。
カントン包茎は、勃起をしたときに亀頭を包皮が締め付ける形になってしまうものです。
包皮が短すぎて十分なゆとりをもたせることができません。
そのため、亀頭が圧迫されて壊死するリスクすらでてくるものです。
包茎では、基本的情報としてこれら3つの種類を基準に考えていかなくてはいけません。
深刻な包茎が抱える2つの問題点
包茎の基本的情報で忘れてはならないのが、放置をすると健康上で大きな被害が生じてしまうリスクが存在することです。
この代表的な症状に、カントン包茎と真性包茎の2つが存在します。
これらの症状には、2つの深刻な共通点が存在します。
まず、男性機能が不全になるリスクがあるという点です。
カントン包茎の場合は、物理的に亀頭を締め付ける形になりますので、男性機能が不全になるリスクがあります。
細胞が壊死する可能性があるので、症状が深刻化する前に必ず対処しなくてはいけません。
これは、真性包茎でも同様です。
真性の場合は、精神面での問題でEDになりやすいです。
真性は、パートナーとの性行為すら精神的に負担になることが多いので現実面での支障も大きいです。
また、これらの症状は共通して衛生面での問題が生じやすいリスクも存在します。
カントンと真性は、包皮の問題でそのままの状態で放置をしてしまうことも多い現状です。
不衛生な状態になってしまうことも多く、この場合はパートナーに対する健康上の被害も出してしまう可能性があります。
ですから、これら2つの包茎については基本的情報として深刻にとらえて十分に検討しなくてはいけません。
包茎で一番重要なのは本人の気持ち
包茎の対処で最も重要なのは、本人の気持ちの問題と折り合いをつけることです。
包茎は、その人にとって将来的な精神的負担を抱えるものに違いありません。
実際に、仮性包茎については治療をしなくても良いものですが、本人が深刻な問題として捉えているケースでは治療を行った方が良いと判断できます。
しかし、そういった問題点が存在しない場合には治療をする必要性がないのでそのまま放置しても問題はありません。
カントン包茎や真性包茎に関しても、確かに将来的なことを考慮しても治療をした方が良いと判断はできますが、早急ではない状態ではそのまま放置しても問題はない現状です。
特に、パートナーに対して迷惑を掛けない程度のものであるのならば、放置をすることで生じるリスクは衛生環境面での健康被害に限定されます。
カントン包茎の場合は、症状がきつくなると亀頭が壊死する可能性もありますが全てにおいてそこまできついわけでもありません。
包茎の基本的情報として最重要なのは、あくまでも本人にとってどういった形がベストであるのかを常に考えるということです。
すぐにでも解決したいときは、確実性の高いクリニックでの相談が一番なのでそういったことを前提に行動すると良いです。
まとめ
包茎は、患者の種類に応じて最善の選択をとらなくてはいけません。
そのうえで、本人が良いと考えるベストな選択をすることが重要です。
基本的情報で忘れてはならないのが、包茎は1つの種類というわけではないという点です。
主に3つの種類からまずは自分がどの症状に該当するのかを把握して、そのうえで本当に治療の必要性が存在するかを確認していくことが大切です。
そして、本当に治療が必要であると判断できたときには迷うことなくクリニックで相談をすることです。
そうすることで、本人のコンプレックスやトラウマを改善できる可能性も高くなります。